平成29年5月22日(月)
教育こども委員会で陳情第42号について質疑致しました。
森之宮小学校統廃合反対についての陳情書は、PTAや地元住民ともに
納得できていない説明のまま強引に、平成31年4月に推し進める統合
を撤回してほしい。若いファミリー世帯が定着する街づくりを優先し
てほしいという内容です。
そこで、お聞きしました。
①これまでの経過の説明。
②街づくりにより、マンション等の建設が進めば、ファミリー世帯の
定着が見込まれ、子ども達も増えることが想定される。
森之宮地域の街づくりの考え方、方向性の説明。
要 望
・私の地元の中央区には、ドーナツ化現象による人口減少、児童数減少
で、平成3年に4つの小学校を統合して開設した中央小学校があり
ます。しかし、市内中心部に見られる都心回帰の影響で、児童数が急
増、先日開催された大阪市学校適正配置審議会で、「過大規模校となる
ことが想定される」と説明されました。
・森之宮小学校のある森之宮地域も交通アクセスが非常に良い上、広
大な市有地が残っているなどポテンシャルが高いので中央区と同様の
事象が起こる可能性があるのでは。
・「森之宮地域のまちづくりに関しては、区として地元のお声を十分に
お聞きしながら、関係局と協議を進めていく」とのことで、小学校の
統合を検討する上では、大規模な住宅建設など将来の街づくりを見据
えて進めていくべきと指摘しました。
・統合によって廃校となる小学校跡地は、その地域に資する有効活用
を考えるべきであり単純に売却ということではない。
・地域の皆さんが学校を大切に考えるのは、学校は、子ども達の学習
の場であるのみならず、地域コミュニティの拠点、災害時避難所とし
て想定されているからと思います。
・より良い教育環境づくりの視点はもちろん、小学校が果たしている
地域コミュニティや街づくりの核としての役割など幅広い観点からの
検討、地域の皆様の意見、アイデアを聞きながらしっかり行ってもら
いたい。
・子ども達の為、保護者の為、それらを支えてくださる地域の皆様の
為になるよう取り組みを進めてください。